空想の世界をリアルに見せる

EFFECTS DESIGNER

エフェクトデザイナー

中途 2018年入社

守りを固めるディフェンスタイプ

現在の仕事内容を教えてください

爆発や魔法などのエフェクトの制作及び、実装などを担当しています。
まず、下準備としてAfter EffectsやPhotoshop、Substancedesignerなどでテクスチャを作成し、(プロジェクトにもよりますが、)マテリアルなどの組み込みを行います。プランナーさんの用意したイメージ表を共有してもらってそこからエフェクトを作って、アニメーションができあがった段階で細かく調整及び、認識合わせをしていきます。アニメーションの仕組みがプログラムされてからエフェクトをつけるので、基本的にはゲーム制作では下流の方の作業ですが、同時進行で進む場合がほとんどです。

制作において大変に感じること、こだわっていることはありますか?

例えば“爆発”を演出する場合ですと、自分が考えた爆発のイメージと周りのイメージが嚙み合っていないと、ゲームの雰囲気や世界観を壊してしまいます。形容しがたいイメージの共有は苦戦することも多いです。なので、爆発の種類を勉強したり、映画やアニメなどの映像をとにかくたくさん見ます。原作があるゲームを制作している時は、原作やキャラクターの特徴をつかむために漫画も見ます。キャラクターによってパーソナルカラーがあったりするので、色を上手く使えばエフェクトが自然に見えてきたりします。
エフェクトはリアルと空想が合わさったものだと思うのですが、結果的には自然に見えることが重要です。チーム内でのすり合わせも重要なので、実装においては他セクションとの連携やコミュニケーションのやりとりが多い職種だと思っています。
たくさん調整を重ねて作っていくので、自分のイメージで作成したエフェクトのチェックバックが来なかった時は達成感があります。

イリンクスでの今後の目標を教えてください

現在は社員のエフェクトデザイナーが私だけなので、エフェクトデザイナーの育成をしていきたいです。
そもそも、ゲームの専門学校でエフェクトを教えているケースが少ないです。私もほとんど独学でエフェクトデザインを学びました。なので、キャラモデラーなどに比べればエフェクトデザイナーは注目されづらい職種なのかもしれません。でも例えば、映画のVFXが好きな方はゲームエフェクトが好きだと思います。
だからまずは、エフェクトデザイナーという職種があるということを、もっとみなさんに知っていただきたいですね。幅広いツールを使いながら、自分ができることの幅を広げていくのはとても楽しいことなので、ゲームエフェクトの楽しさを伝えていきたいというのが一番の目標です。

未来の仲間へメッセージ

ゲームエフェクトはツールの進歩も比較的速く、ツールの幅が広いので静止画から動画まで幅広く学べます。発見ばかりで飽きがこない作業ですし、空想の世界をリアルに作り上げていくとても重要な職種です。
イリンクスはコンシューマーゲーム開発に特化した会社で、スキルアップを希望したら惜しみなく学ぶ環境を与えてくれます。
様々なことにチャレンジしたい方やツールを幅広く使うことに楽しみを持っている方とお互いに刺激を受けながら働きたいです。お待ちしております。

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